セントラルホテル
セントラルホテルの海軍カレーは、何といってもその彩りの美しさに心を奪われる。
ライスの上に盛り付けられた色とりどりの鮮やかな色彩の野菜が、一際目を引く。
「常に旬の野菜を選んでいるので、お客様にはその彩と季節感を楽しんで欲しいんです。」と、営業部の小林さんは目を輝かせて語ってくれた。
コンセプトは『みんなに愛される昔ながらのカレー』。
そこにホテルならではの心のこもった「おもてなし」が施されている。
「海軍カレー」の基本具材である肉・玉葱・人参・じゃがいもと一緒に煮込んだ特製のルーは別の器に盛り付けられている。
それを季節の野菜に彩られた美しいライスに少しずつかけて楽しむのが、セントラルホテルの「海軍カレー」の食べ方だ。
この少しずつかけていく際の「早く口にしたい!」というワクワク感がたまらない。
ホテルでの食事だから、と優雅な作法で食べようとしても、この胃の奥底から込み上げる「食べたい!」という欲望の前には、人の自制心などまったくの無力だ。
具材の玉葱・人参・じゃがいもは、人が食べるのに最適化された絶妙のサイズ。優雅なホテルの食事を演出してくれる。
その一方でスプーンからはみ出す程の大きい鶏肉は「食べたい!」という欲望を十分に満足させる。
ルーの色は茶色ではなく、黄色に近く、やや明るめで、季節の野菜の彩と共に白いライスのキャンパスに美しい絵画を描く。
口にした瞬間の食べやすさから、複数のスパイスがだんだんと効いてきて、いずれ鼻から抜けていく。その残り香が心地よい。
まさにカレーのアート。まるで美術館で巨匠の絵画を楽しんでいるかような気分にさせてくれる。
そのカレー作りを任されているのが、洋食料理長の中村さん。
職人の寡黙なイメージを全く感じさせず、いつも周りのスタッフへの感謝の気持ちと笑顔を忘れない。
それでいて自分にはとことん厳しい仕事ぶりが、スタッフからの絶大な信頼を集める。
そんな中村さんが、社長のGOが出るまで何度も何度も試作を繰り返し、特にトッピングの野菜には格別のこだわりを持って作りあげた。
白を基調に整えられた食器はまさに食材のキャンパス。
その上に描かれる優雅な海軍カレーは、日常を忘れ、ゆったりとした贅沢感をもたらしてくれる。
セントラルホテルは、京浜急行線横須賀中央駅から徒歩1分という便利な立地条件。
ホテルの客室は166室あり、市内の有名観光名所である三笠公園までは徒歩約11分、どぶ板通りまでは徒歩約10分とアクセスは抜群!
ネットでの予約割引も行っており、ネットから申し込んだお客様には、ミネラルウォーターのサービスがある。アメニティーも充実しているので、女性のお客様にも大好評だ。
セントラルホテルの海軍カレーは予約制の団体向けとなっている。
宴会に利用するお客様も多く、幹事さんになるべく手が掛からない様、常にお客様のニーズに合ったサービスを心掛けている。
日常を忘れて、優雅な絵画を美術館に見に行くように、この「美」の一皿を楽しんで欲しい。