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レストランTSUNAMI
「構想2年、制作1年」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。
ハリウッド映画の最新作? 人気のゲームソフト?
今回の答えは、レストランTSUNAMIの海軍カレーだ。
カッコ良すぎる。 壮大過ぎる・・・
レストランTSUNAMIには観光シーズンや土日に入店待ちの行列ができる。
並んでまで食べたくなるカレーレシピの開発には、信念と努力の裏付けがあったのだ。
オーナーシェフの飯田夫妻が海軍カレーをお店で出したいと思ったのはヨコスカネイビーバーガーがヒットして人気店舗となった頃だ。
街おこしに繋がるメニューをもう1品提供し、更にお客さんに喜んでもらえる店にしたい
これが全てのスタートだった。
最高のカレーを作るためには、カレーについて知ることが重要と考えた飯田夫妻は“本物のカレー”を提供している東京の名店を巡ったのだった。
ホテルの本格欧風カレーに魅せられ、帝国ホテルのカレーに憧れた。
本場のインドカレーに衝撃を受け、東銀座ナイルのカレーに心を奪われた。
カレーマイスターとなり、同じ志を持つ仲間たちと研鑽を重ねた。
気が付くと3年の月日が流れていた。 そしてついに完成したのが、TSUNAMIの海軍カレーだ。
カレーに合った牛バラ肉を、野菜・トマト・パイナップル・生姜・ワインを入れてじっくりと煮込んでいく。
パイナップルの酵素が溶け出し、ビーフが柔らかくなる。31種類のスパイスをブレンドした手作りのカレールーをのばしていくと、品のあるカレーの匂いが立ちこめる・・・
出来上がったカレーを口に含む。
スプーンの中の小宇宙。ここでは全てが満たされる。私はこのカレーに恋をする。
胸が苦しい・・・ 素晴らしい瞬間を、ありがとう!
私は、このカレーをあなたに、勧めたい。
「美味いものを徹底的に研究して、最良の素材を使い、リーズナブルに提供する」
これがレストランTSUNAMIのオーナー飯田夫妻の経営哲学だ。
2002年にメキシコ家庭料理のレストランを始めようと決意し、3ヶ月間メキシコ人のシェフに付きっきりで調理法を学んだ。
ヨコスカネイビーバーガーがスタートした際には、本場のハンバーガーを知るためNYで旨いバーガーを食べ歩き、妥協しない本場の味を提供しようと心に決めた。
ビーフは挽肉を使わず、粗挽のステーキをイメージした食べ応えのあるパティ。
肉に負けない強いコシのあるバンズを探し廻り、オーダーで作るパン屋を見つけ出した。
誰でも手に入る、出来合いのものは使わない
徹底した信念・執念でウマいものを作る。
「今日もバーガー美味しいですねっ」 「マスターのカレー、イケてますね」
お客さんからの賛辞に、最高の笑顔で、「そうでしょう、そうでしょう!」と飯田さん。
ベストを尽くしているから、自信を持って言えるんですね。
人が集まる繁盛店が、なぜ「繁盛」しているのかわかった気がしました。
ここにいる幸せ、この感動を他の人にも伝えたい。マスターありがとうございます。本当に、勉強になりました。
平成25年には2号店となるTSUNAMI CURRY&GRILLを1号店の隣にオープン
海軍カレー・カツカレー・キーマカレー・スープカレー・豚丼、をメインの料理として提供している。
スープカレーと豚丼は、本場札幌で食べ歩いて見つけ出した味。
店舗は築85年の古民家を改築した「大正浪曼」風居酒屋だ。
TSUNAMIの進化は止まらない。 物語はまだまだ続いていく。